最低限の諸手続き(CPF・RNE)
ブラジルではいろいろな手続きのときに身分の確認をされます。例えばコンサートを見に行くときもIDがないか聞かれたり、どこかの会社にアポをとってビルに入れてもらうのにもIDが必要。一般的にはパスポートのコピーがあれば十分です。ただ、オンラインショッピング、特に航空券の予約などをウェブサイトでしようとする場合、クレジットカードだけではダメで、ブラジルに在住登録していないと使えなかったり、外国人用の別サイトにて金額がぐっとあがったりということもあります。
ブラジルでは主に以下の2種類の書類が必要です。
そして、ブラジルで仕事をする場合にはCarteira de trabalhoという日本でいう年金手帳みたいなものが更に必要になります。私の場合はブラジルの会社に勤めることになったのと、その会社が多くの手続きの対応をしてくれたので、かなり楽に進めることができました。ただ、そこはブラジル。個々人の滞在状況や滞在目的などに応じて、必要な書類、手続き方法も異なるようです。またその手続き方法についてまとまった説明資料などもない。さらに言うと、ブラジルの役所って窓口の担当者がきちんと制度を把握していないと制度上は正しくてもその場で対応してくれないことも多いのです。
特にこちらに来て気付いたのが我々日本人は外国人としてブラジルで暮らすことになります。ということは窓口の担当者にとっては非常にレアケース(当然日々の多くの手続きはブラジル人向けのものなわけですから)ですし、各国毎に手続き方法も異なるので、窓口の担当者が手続き方法を知らなくても当たり前、というつもりで臨むといちいちイライラしなくて済むかと思います。逆に日本で暮らしている外国人も日本で同じようなイライラを経験しているんだろうな、と思ったりもして。
ということで、私は会社が代理人事務所をうまく使ってスムーズに対応してくれたので、あまり参考にならないかもしれませんが、各書類の位置づけや意味などを含めて、私の経験をご案内させて頂きます。
2012-07-21ブラジルの外国人登録証、RNEについて
ブラジルに長期滞在する人はビザだけでは滞在が認められず、ブラジルに入国後速やかにブラジルのPolicia Federalにて外国人在住登録をすることが必要になり …続きを読む »
2012-07-16ブラジルの納税者番号、CPFについて
CFPとは? CPFとはブラジルの納税者番号です。つまり税金に関する情報をこの番号で一元管理されます。ただ、税金に関する情報の幅が広くて、基本的には買い物・外食 …続きを読む »