ブラジルでのアパート契約条件
ブラジルのアパート契約の費用体系について
ブラジルのアパート契約は大きく3種類の費用にわかれます。
・家賃
・IPTU(ブラジルの住宅に関する税金)
・Condominio費用(特に駐在員が住むような比較的高級なエリアではほぼ必須)
特にCondominio費用はいわゆる共益費なのですが、日本人にとっては「なにこれ?」って感じの費用です。またCondominio費用は家賃の20-40%と高い割合なのも違和感を感じるところかもしれません。ブラジルの高級エリアにあるアパートのほとんどが入り口のゲートに鍵がかかるようになっていて、これを管理人がいちいち開け閉めしてくれます。また共用部の清掃などもここに含まれています。また、アパートによっては毎日室内清掃してくれたりと、逆に半分ホテルみたいな生活になることも(好き嫌いは分かれますが楽は楽です)。条件によってはこの費用に一部のガスや水道代が含まれていたりもするので、そう考えると得なのか損なのか、ここの状況で確認する必要があるでしょう。
また、敷金・礼金・不動産手数料は原則発生しません。不動産賃貸会社はオーナー側から費用をもらっているようです。
ブラジルのアパート契約の契約内容について
ブラジルのアパート契約は当然ポルトガル語。なので契約内容をしっかり確認することが重要です。
・期間:ブラジルのアパート契約期間は原則3年。ただし、1年以上住んだら違約金なく退去できる。という条件です。それなら最初から1年契約でいいのでは?とも思いますが、2012年現在のブラジルは物価上昇が激しく、一部の地域のアパートでは年に10-20%も家賃相場があがっているようです。なので、逆に3年契約にしておくと契約時点の家賃(毎年若干見直しが入りますが)を維持できるので、入居者にとって好都合なのかもしれません。
・費用項目:家賃などにどの部分が含まれているかしっかり確認しましょう。不動産仲介業者が契約を取りたいばかりにあれもこれも含まれている、と適当な説明をするのも日常茶飯事。電気・ガス・水道・インターネット・ケーブルテレビなどなど、含まれているもの、いないものを整理しましょう。例えばシャワーのガスは全体に含まれているが、キッチンのガスは個別に払う、ということもあるようです。シャワーのガスが建物全体で共有しているからかもしれません。
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